2017年04月03日

最近耳にする健康キーワード「GI値」ってなあに?

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リトルジュースバー新丸ビル店 管理栄養士の新関えりかです。

4月は入学や入社に伴い、新しい生活を始められる方も多いと思います。
新丸ビル店はオフィスビルということもあり働き盛りのお客様が多いのが特徴ですが
お忙しく働く皆様は健康管理もしっかりされているようにお見受けします。
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「太り気味だからカロリーの低いジュースを…」という方や
「便秘気味なので食物繊維の多いジュースを…」
「肌荒れがひどいのでビタミンCが多いジュースを…」など
具体的な提案を求められることも少なくありません。

今回は普段の食事と深く関わりのある「GI値」についてです。
テレビなどでも「血糖値を抑える」と謳っているCMを見かけることが多くなりました。
血糖値とGI値にはどのような関連性があるのでしょう?

「血糖値」とは、血液に含まれるブドウ糖(血糖)の値のことです。ブドウ糖は食物から摂取することができ、体内で脳のエネルギーとして利用されます。血液中の血糖値は「インスリン」というホルモンの作用により一定の濃度が保たれています。しかし、急激に血糖が上昇することでインスリンが不足したり、働きが弱くなると、血液中の血糖の量が多くなってしまいます。この状態を「高血糖」と呼び、長期的に高血糖状態が続くと、生活習慣病の1つである糖尿病やその他の合併症を引き起こすリスクを高めてしまいます。
インスリン不足を回避し、急激な血糖値上昇を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。

糖は食物から摂取できるとお伝えしましたが、食物によって血糖値の上昇の仕方は異なります。
食後の血糖値の上昇スピードを示す「GI値」Glycemic Index(グリセミック・インデックス)は
炭水化物を含む食品の血糖上昇作用を数値化した指数のことで、50gのブドウ糖(グルコース)を摂取したのち、2時間の血糖上昇曲線下面積を基準(100)として同量の糖質を含むそれ以外の食品を食べた後2時間の血糖上昇率の割合をパーセンテージで表した数値です。

GI値55以上を高GI食品と呼び(フランスパン95 白米85)など
それ以下を低GI食品と呼びます。
甘くてGI値が高いと思われる果物は(りんご38 オレンジ42 グレープフルーツ27など)意外と低いものが多いのです。

GI値が高い食品は、一気に血糖値を上昇させるため、血液中の糖の処理に多量にインスリンが分泌されたり、分泌が追いつかなくなるということが起こります。インスリンの分泌量が多くなると、体内への糖の吸収量も多くなり、過剰な糖は脂肪組織として蓄えられます。よって、急激な血統の上昇は肥満に繋がってしまいます。逆にGI値が低い食品では、糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになるため、インスリンも分泌しすぎることなく、糖はすみやかに組織に吸収されます。
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血糖値をコントロールするうえで、ごはんやパンなどの炭水化物が悪者のように聞こえてしまうかもしれませんが、生きていくうえで糖質は非常に重要な役割を担っています。糖質はヒトが活動するためのメインエネルギー源ですから、極端に低GI値、低カロリーをものばかり摂取していると必要なエネルギーが不足してしまうこともありますので、厳密な血糖コントロールは医師に相談してから行ってください。

「炭水化物(主食)がすべて高GI食品」かというと、そうともかぎりません。例えば、精白米は高GI食品ですが、玄米は低GI食品に分類されます。
私は白米が大好きなので、血糖コントロールをするために、ごはん禁止!と言われてしまうととてもつらいです。食べる量を減らしたり、精白米の一部を玄米にすることで、急激な血糖の上昇を防ぐことも可能です。食物の置き換えにより、食べたい物を我慢することのストレスを少しでも軽減できるのではないでしょうか。

普段の生活の中でカロリーや栄養素だけでなく
ご自身の血糖コントロールについて気にしてみることも
肥満や糖尿病などの生活習慣病予防のための第一歩ですね。

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当店でご用意しているフレッシュジュースは、低GI食品である野菜や果物をメインにお作りしておりますので、血糖値を気にしている方でも、美味しくかつ手軽に取り入れることができます。新丸ビル店には私を含め2名の管理栄養士がおりますので、お気軽にご相談くださいませ。
そして今日からはカロリーもGI値も低い
甘夏100%のコールドプレスジュースをご用意しております。
春にはピッタリのほろ苦さで血糖コントロールしてみませんか?
お食事前の一杯がおすすめです。

                               新丸ビル管理栄養士 新関えりか
posted by リトル at 14:51 | Comment(0) | 管理栄養士

2017年03月23日

名古屋出張報告

こんにちは!
新丸ビル店管理栄養士の伊藤です。
東京は日中ずいぶんあたたかくなり、歩いていると汗ばむ季節となりました。
当店にも、冷たいジュースをお求めになるお客様が増えており、春が来たなあ〜と実感する日々です。桜の開花宣言もあっていよいよお花見シーズンですね。
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さて、そんな中、JR名古屋タカシマヤで行われた「春の大北海道展」に参加するためスタッフ2名で名古屋に行ってきました!

リトルジュースバーは定番のいちごけずりの他に北海道産マンゴー「摩周湖の夕陽」を使用したマンゴーけずりを提供しました。
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1日50杯限定でしたが、毎日あっという間に完売…ありがとうございました!
美味しいというお声もたくさんお聞かせ頂き、大満足のイベントでした。

百貨店の営業時間が終わると、お楽しみは晩ご飯!
名古屋の夜を少しだけ楽しむことができました。
名古屋っこが選ぶ名古屋メシベスト20というのをテレビ朝日でやっていたのですが…

1位味噌煮込みうどん
2位世界の山ちゃんの手羽先
3位ひつまぶし

など、甘辛い物が上位にランクインしています。

名古屋と言えば、名古屋城や岡崎城などお城が多くて有名ですよね。
城下町としての特徴が、食文化にも色濃く反映されているらしいのです。
どて煮や味噌煮込みうどんに欠かせない八丁味噌は、岡崎城から西に八丁離れた八丁村で仕込まれたことからその名が付けられたそうです。あまり県外へ出ることの無かった城下町特有の空間が独特の食文化を産んだのでしょうか。

また、お城の周りには老舗の和菓子屋さんが多く、名古屋の人にとって小豆は身近な食材のようです。
そのため、小倉トーストやしるこサンドが昔から人気なんですね。

ヒトは、濃い味を食べ続けていると次第に慣れて薄い味では物足りなく感じるようになります。
そのため、今も昔も名古屋では濃い味が定番なんですね!
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味の濃い「どて煮」はお酒がとても進みます(笑)

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台湾ラーメン、台湾焼きそばなどは、ピリ辛の挽肉がトッピングされているのが特徴で、台湾の方が考えたことからこの名前が付けられたそうです。

日本国内でも、札幌や東京とは異なる食文化が根付いており、短い期間ではありましたが体験できたことはとても勉強になりました。

夏に向けてリトルジュースバーは、イベント出店でにぎやかなシーズン迎えます。
またどこかに出張に行くことがあれば、現地の食べ物を皆様にご紹介できたらと考えています。
その時は、またお付き合い下さいね。

                               新丸ビル店 管理栄養士 伊藤梢

posted by リトル at 12:52 | Comment(0) | 管理栄養士

2017年02月24日

アレルギーとの上手なつきあいかた

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 こんにちは、管理栄養士の大島美奈子です。北海道もすこしずつ雪解けが進み、春らしい日差しの日が増えてきましたが、東京以西ではスギ花粉が飛散するいや〜〜〜な季節の始まりですね。

 花粉症はアレルギーの一つとして誰でも聞いたことがあると思いますが、そもそもアレルギーとは何でしょうか?

 ざっくりいうと、本来身体にとって無害な物質に対して有害であるかのような過剰な反応をする、免疫機能の不具合でおこる症状全般のことです。かゆみや痛みが出る、呼吸が苦しくなる、発疹が出るなど、原因も症状も様々です。
食べ物が原因で引き起こされるアレルギーを食物アレルギーといいますが、原因は主にたんぱく質です。有名なのは卵や牛乳ですね。
食べ物でアレルギーを起こす人が多い食品や、症状が激しく死に至ることがあるような食品は表示の義務や推奨が定められています。

食品に含んでいる場合に必ず表示しなければいけない原材料はは7つで
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卵・乳・小麦・落花生・そば・エビ・カニ です。

その他に義務ではありませんが、表示が推奨されているのが
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いくら・キウイフルーツ・くるみ・大豆・カシューナッツ・バナナ・大豆・やまいも・もも・りんご・さば・ごま・鮭・いか・鶏肉・ゼラチン・豚肉・牛肉・あわび・オレンジ・まつたけ の20品目です。

 こうしてみるとアレルギーの原因食品は何でもありますし、むしろ日常的に食べるもの全部じゃない??という気になりますが、統計としてアレルギーを起こす人が多い食品は表示しましょう、というのが表示の原点ですから日常的に見かける食品であって当然です。食べている人自体が多くなければ統計の上位には入りませんので、日々食べている食品であることは当たり前でそこに恐怖を感じる必要は全くありません。

 アレルギーの研究は日進月歩で日々新しい発見があるので、素人判断や民間療法は大変危険です。特定の物を食べると気分が悪くなる、おなかの調子がおかしくなる、などがあった場合がきちんと専門医を受診しましょう。勝手にアレルギーと判断してすべて取り除く、食べない、などの極端な行動は食事の質や楽しみを半減する原因にもなりますし、必要な栄養が十分に摂れずますます体調不良になる、という最悪の連鎖を起こす可能性があります。
 また、私たちの身体も年齢や状況でどんどん変わっていきます。今まで大丈夫だった食べ物が急にダメになったりその逆だったり、体調によって体に合わない事もあったりします。
 大切なのは、自分の身体と食べている物をきちんと知ることです。
身体を知るというのはお医者さんのような専門知識を持つことではなく、今の体重や適正体重(理想ではありませんよ!)、流行などとは関係なく好きな食べ物・嫌いな食べ物、日常的な食事摂取量、運動量などを冷静に把握することです。
そして食べている物を知る、は自分が食べているものに何が入っていて、何から作られているものなのかを知ることです。何が入っているから良い・悪いという話ではなく、自分の身体を作っている食べ物が何かを知っておく必要があると思います。ヒトの身体は食べた物からしか作られていませんから。
  
 食べ物も生活様式も多様化した現代、アレルギーは文明人にはなかなか無縁ではいられないものですが、素性が明らかな食品を食べることを心がけ、おかしいなーと思ったら専門医を受診しましょう。
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 リトルジュースバーでは、全てのジュースを作り置きせずに一杯ずつお作りしています。バラ科の果物(いちご、りんご、ももなど)や、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品を抜いてカスタマイズも出来ますので、どうぞ遠慮なくお申し付けください。
                               管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 15:23 | Comment(0) | 管理栄養士

2016年09月05日

スポーツ栄養について

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こんにちは管理栄養士の大島美奈子です。

 今年の北海道は何度も台風が来たり、ものすごく湿度が高かったりとおよそ北海道らしからぬ夏でしたが、9月に入ってしっかり秋の気配がしてきました。
運動の秋にちなんで、今回は運動前後の栄養補給についてのお話です。
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 運動と栄養補給の関係で、一番大切なのはタイミングです。もちろん何を摂るかも大切ですが、それ以上に重要なのはいつ摂るかです。
食料品も高度に進化して液状やゼリー状、タブレット状のもので普通の食事と同じくらいの栄養を摂れるようになってきていますが、残念ながら進化したのは食品の加工技術だけで、ヒトとの身体は進化していません。相変わらず食べ物は口からしか食べられませんし(場合によっては鼻からも可能ですが・・・)、胃や腸を通過しないと体内には吸収されません。
つまり、口に入れるまでの時間と口から胃にいくまでの時間は劇的に短くなりましたがそこから先にかかる時間は、古代からそれほど変わっていないでしょう。ただの水、単純なブドウ糖、これだけでも細胞レベルまで達するには40分くらいはかかります。
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 運動前に運動に備えて栄養補給するなら運動開始の1時間以上前に食事を終えていないとエネルギーとして使われません。それどころか運動だけにエネルギーを使いたいのに、食べた物の消化や吸収にもエネルギーを使わなければならないので、最良のパフォーマンスは発揮されません。運動前に必要なのは水分とエネルギー源となる糖質です。糖の吸収をよくするクエン酸とはちみつレモン水などは理に適っています。でもこれを飲むのは運動開始1時間半前くらいまでにして、それ以降はただの水にしましょう。食事であれば白米と梅干やただの塩むすびなどが理想的です。たんぱく質や脂質は糖質に比べて消化に時間がかかりますからなるべく少なくした方が良いです。そういう意味ではほぼ糖質単体で食べられるお餅も良いかもしれませんね。

 運動後はなるべく早くエネルギー補給をした方が回復が早いので、消化時間を考えると、クールダウンに入ったら糖質やアミノ酸が入った飲料などを摂り始めると、すべてが終了した頃には消化吸収も終わり、筋肉の回復なども素早く行われるでしょう。 失われたエネルギーや壊れた筋肉を修復するための糖質やたんぱく質は運動直後に摂った方が回復は早いといわれています。また、糖質やアミノ酸などの原料ももちろん大切ですが、代謝に必要なビタミンB1、B2、B6の他に抗酸化作用のあるビタミンEもたくさん摂った方が良いでしょう。
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運動直後に固形の物を食べるのは大変ですから、こういう時はスポーツ飲料やジュースの方が摂りやすいでしょう。リトルジュースバーにはジョギング途中のお客様もご利用いただいております。
最後に糖質や、クエン酸を多く含み、繊維質は撹拌されているので消化も良い、おすすめジュースをご紹介しておきましょう。
デトックスグリーン(プレミアムストレート)
ソルトーマ(プレミアムストレート)
レモンジンジャー
シトラスバナナヨーグルト
黒蜜バナナ(新丸ビル店)
りんごとハスカップ
など、
その日の気分やお好みに合わせて糖質補給ステーションとして
トレーニングウエアのままでご遠慮無くお気軽にご利用ください。

運動前はなるべく早め軽め
運動後はすぐにしっかり栄養補給
くれぐれも逆にしないように気を付けて、適度な運動で健康を保ってください。

                              管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 10:04 | Comment(0) | 管理栄養士

2016年04月02日

フレッシャーズのみなさまへ〜

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四月からリトルジュースバー新丸ビル店担当になりました管理栄養士の新関えりかです。
新生活が始まり生活環境が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。
今回は、新しい生活を始めるフレッシャーズの皆様に向け、
健康管理と食事について、私自身の経歴と合わせてお話ししたいと思います。

私は以前の会社を退社するまで、北海道に住んでいた生粋の道産子です(笑)
豊かな自然とたくさんの田畑に囲まれながら育ったので、
食べることが大好きで、将来「食」に携わる仕事をしていきたいと感じていました。

その中で興味を持ったのが「管理栄養士」です。
食べることを通じて、周囲の人の健康を維持することができたら良いなと感じていました。
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高校を卒業し、管理栄養士の資格を取得するために栄養学を学べる大学に進学しました。
リトルジュースバーと出会ったのはちょうどそのころで、大学4年間は札幌本店でアルバイトをしていました。
全国各地から届く旬な野菜や果物を実際に手に取り学べる環境はとても勉強になりました。

その後、社会人になり医療食を扱う食品メーカーの営業職として3年間働きました。
病院で働く医療従事者に対する栄養の情報のご提供や、
入院されている患者様への食事提案など幅広く行っていました。

病気やケガで入院されている方たちは、栄養不良で悩んだり、より多くの栄養を取らなければいけない方が多かったため、快復していくためにも「食べること」による栄養摂取が非常に大事なことなのだとお伝えしていました。

責任感も充実感もあるその仕事が大好きで、充実した毎日を送っていたと送れていたと思います。
…が、思わぬ落とし穴がありました。
それは、仕事に熱中しすぎて、自分自身の健康管理がおろそかになってしまったのです。

朝食を抜いたり、
食事の時間がバラバラだったり、
炭水化物中心の食事が続いていたり…。

栄養指導をする立場にいながら、自分自身の健康管理が後回しになりました。
望ましい食生活とは程遠い生活を送っていたところ、体調を崩すことも増え、しまいには初めての入院も経験しました。仕事の業績も満足のいく結果は残せていなかったと思います。

学校を卒業し、新しく社会人になった方は、今までの生活環境と変わり
不安な気持ちのなかでも、仕事は頑張っていきたい!と思っているはずです。
私自身も新入社員のころ、そんな気持ちでいっぱいでした。

自分の体は、自分自身が選択し食べたものから構成されています。
健康を維持するためにも食べることは非常に重要なのです。
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入院を経験したことで、痛いほど健康の大切さを思い知らされた私は、
時間がないという理由で抜いていた朝食も、必ずなにかを口にするようにしました。
野菜や果物も意識しながら食べるようにしたことで
今では体調を崩すことも減り、元気な状態を維持できています。

そして、自分の体が元気だと、食事も美味しく感じるんです!
食事をとること=栄養を摂取することは、
毎日頑張ってくれている自分自身へのご褒美だと考えます。
健康でいることは幸せに生きていくためのベースなのだと身をもって感じたのです。

ぜひ、フレッシャーズの方もそうでない方も、
健康な状態を維持できるよう、自分の体と向き合っていきましょう!
店頭でお会いした時は是非お声をかけてくださいね。
忙しい皆さまの健康維持のお手伝いはぜひ私たちにおまかせください。

                         新丸ビル店 管理栄養士 新関えりか
posted by リトル at 15:55 | Comment(0) | 管理栄養士

2016年03月07日

糖質0はからだにいいの?

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3月に入り暖かな日が増えてきましたね。雪解け水の泥はねも、もう少しの辛抱ですね。
今回は最近何かと悪者のような扱いをされている糖質についてのお話です。
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糖質はO(酸素)・H(水素)・C(炭素)の3元素からなる有機化合物で、炭水化物とも言います。
では、糖質と炭水化物は同じものかというと栄養学上は微妙に違うのです。
糖質もしくは炭水化物と聞いて、真っ先に思い浮かぶ物はなんでしょう?ごはんやパンなどのでんぷん類?もしくはお砂糖や果糖のような甘い物?
もちろんでんぷんもお砂糖もどちらも糖質ですし炭水化物です。そして野菜や果物にたくさん含まれる「食物繊維」これも炭水化物です。

食物繊維は食品から摂ってもヒトの腸管では消化吸収できないため、腸内細菌の餌となり腸内の環境を整えるなどの働きをします。一方ででんぷんや砂糖の類は消化吸収できますので、体内でエネルギー源として利用されます。
食物繊維も化学構造上は酸素と水素と炭素の化合物ですが、体内に吸収されないのでエネルギー源にはなりません。

炭水化物は字の通り、炭素(C)と水(H2O)の化合物全般を指しますが、糖質はエネルギー源になる物、つまり消化吸収される物のみを指します。
ただ、一般の食品は色々な栄養素が絡まりあっているものですから、食品成分表ではエネルギー源となる3大栄養素は食物繊維も含めた炭水化物と脂質・たんぱく質で表記します。ただし食物繊維は別途含有量記載されています。

なが〜〜い言葉の定義の話が終わったところで本題の糖質のお話です。
糖質はたんぱく質や脂質に比べると利用目的が「エネルギー源」に特化しています。エネルギーとしてすぐに使えるものとして摂取するので体内にはあまり多く貯蔵することができません。逆に脂質は皮下脂肪としてエネルギーを貯蔵しておくことができます。なので摂り過ぎて使わない栄養は全て皮下脂肪として蓄えられてしまいます。たんぱく質はエネルギー源としての役割よりも筋肉などの身体を作る物としての役割がメインです。
エネルギー源、つまり身体を維持していくために一番効率の良い物ですから、太古の昔からあの手この手で精製、長期保存の工夫がされています。
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オレンジを10個食べるのは結構大変ですが、オレンジを10個使ったジュースを飲むのはそんなに大変じゃありませんよね?飽きるかもしれませんが(笑)

加工・精製されたものは原料から考えると驚くほど簡単にたくさんの量を食べることが出来てしまうのです。最も気を付けるべきはそのことです。
今はサプリメントのようなもっと効率の良い食品があるのでつい忘れてしまいますが、砂糖や塩、白米や小麦粉の穀類は生命を維持していくのに非常に重要な栄養素をたくさん含んでいるので、身体は欲しがるように出来ているし、あらゆる手段を使って純度を高め長期保存できるよう改良を重ねた元祖サプリメントなのです。

お薬ほどではありませんが、故意に純度を高めているものは摂り過ぎに注意しなくてはいけません。しかも糖質はエネルギー源として重要なので身体は欲しがるように出来ていますから、過剰に摂取しがちなのです。

ところが今はカロリーゼロの清涼飲料など、飲んで甘さを感じられてもエネルギーにはならないという食品もあります。

本来の身体の機能からすると甘い物を欲して食べるということは、足りなくなってきたエネルギーを補充することです。脳は身体にエネルギーを摂らせるために甘い物を食べるように指令を出しているのです。ところが身体に入ってきたものは舌でも脳でも甘いと感じますが、身体には一向にエネルギーが満たされません。なぜならカロリーゼロだから。これでは身体も頭も混乱して、ひたすらエネルギーを満たそうとして甘い物をさらに食べるように指令を出し続けるようになります。
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果物に含まれるフルクトース(果糖)は砂糖などより甘みを感じます。糖度の高い果物を食べてもあま〜〜い、と感じられなくなったら少し舌が疲れているかもしれませんね。砂糖や人口甘味料を控えて果物で十分な甘さを感じられるようになるまで、フレッシュジュースでリハビリすることをおすすめします。
                                   管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 15:38 | Comment(0) | 管理栄養士

2016年02月01日

プレミアムストレート”デトックスグリーン”が札幌本店でスタート!

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 札幌本店の管理栄養士飯田早紀です^^
リトルジュースバーが撮影協力しているTBS日曜劇場「家族ノカタチ」はご覧になりましたか?香取慎吾さん演じる主人公「永里大介」はドラマの中で毎朝スムージーを飲む設定になっており、そのレシピはリトルジュースバーが監修しています! スムージーを作っている香取さんの手際もぜひ、ご注目くださいね。

 札幌本店は2月から通常営業に戻ります。そして、新丸ビル店で発売中のコールドプレスジュース「プレミアムストレート」“デトックスグリーン”が2月2日より札幌本店でも始まります。コールドプレスジュースとは石臼式と呼ばれる低速回転ジューサーを使用した生搾りジュースです。低速回転で押しつぶすように搾るため、摩擦熱で失われやすい酵素やビタミンなどの栄養素が破壊されにくく、野菜の果皮などに含まれる繊維質を取り除くため、胃腸に負担をかけることなく、一度に食べることのできない量の野菜と果物が1杯に凝縮されています。アメリカが発祥で数年前からニューヨークや、東京などの都市部では専門店が急増しています。
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 リトルジュースバーの“デトックスグリーン”は、春菊やパセリなど、いつもは脇役でも、実力派の青野菜を主役で使っているのが特徴です。春菊はカルシウムや鉄などのミネラルが豊富で貧血、骨粗しょう症の予防に効果的と言われ、パセリはビタミン類や鉄をはじめとしたミネラルが驚くほど多く栄養価の高い野菜です。そしてどちらも独特の香りを持っていますが、この香りが胃腸の働きをよくすると言われています。デトックスグリーンはこれらの野菜にグレープフルーツや、パイナップルなどを加え、爽やかなテイストに仕上がっています。このジュースの栄養価を計算してみると、ビタミン、ミネラルが豊富で、中でもビタミンCは1日分、鉄とカリウムも一日の約半分の量が摂取できます。果汁は100%の野菜と果物ですので心配されるエネルギーはSサイズでおにぎり1個分より少ないのですよ!
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 デトックス=ダイエットと思われる方も多いと思いますが、一番の目的は体内に蓄積されている有害ミネラル(水銀、ヒ素、カドミウム、鉛)などを体外に排出することです。体の中をきれいにするためにはズバリ、排泄することなのです。野菜や果物には解毒力や、毒素を挟みこんで排出する力があるものが多く、プレミアムストレートをご愛飲されている方からはお通じが良くなったとよく聞きます。デトックスといえば最近ブームになりつつあるファスティング(断食)。俳優の榎本孝明さんは30日間水だけの生活で断食されたそうですが、断食明けには(回復食)体に負担をかけないように植物性のものから摂取し、コールドプレスジュースをファスティング後の一口目にされる方もいらっしゃいます。
 
 今日の食事が未来の体を作ります。デトックスには是非、リトルジュースバーの「プレミアムストレート」“デトックスグリーン”を取り入れてみませんか?
                              札幌本店 管理栄養士 飯田早紀
posted by リトル at 15:52 | Comment(0) | 管理栄養士

2016年01月05日

あけましておめでとうございます

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 あけましておめでとうございます。
管理栄養士の大島美奈子です。今年最初のブログは機能性成分についてのお話です。昨年4月から消費者庁による機能性成分表記が実施されるようになり、生鮮食品として日本で初めて
みかんの箱に機能性成分表示をしたのが静岡県JAみっかびの「三ヶ日みかん」です。
http://www.ja-shizuoka.or.jp/mikkabi/janews/2015/11/post_82.html
 
 食品の機能は基本的に3つに分類されます。
◯第一次機能(栄養特性)
⇒食品に含まれる炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素のように生命維持に欠かすことができない栄養素としての特性を指します。

◯第二次機能(嗜好特性)
⇒食品の色や匂い、見た目や歯触りといったヒトの感覚にかかわる特性で、主に食の楽しさに影響を及ぼします。サクサク、ふわふわなどは食感。炊きたてのごはんの匂いや、出汁や、コーヒーなどの香りも含みます。

◯第三次機能(生体調節特性)
⇒食品に含まれる、身体の色々な機能を調節する成分にかかわる特性で、主に免疫・内分泌・神経系などの機能調節成分があります。
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 機能性成分は、食品の機能としては第三次機能に含まれます。食べ物に含まれる成分ですが第一次機能のように生命維持に関わるものではないので、摂らなかったからといって欠乏症などの健康障害が出るものではありませんが、色々な研究の結果、健康に良い影響を与えるかもしれないといわれている成分の総称です。具体的には目の健康に良いとされているブルーベリーなどに含まれるアントシアニンや、抗酸化(細胞の老化防止)作用を持つトマトのリコピンなどが有名ですね。機能性成分の働きや、その効果については現在疫学研究中で、臨床試験がされています。近い将来、普段何気なく食べているものの中にも特別に体に働きかける成分が含まれていることが発表されるかもしれません。

 ところで最近見かける「フィトケミカル」もしくは「ファイトケミカル」という言葉は機能性成分を指す言葉のように使われていますが、正確には「植物中に存在する天然の化学物質」という意味の英語で、綴りは「phytochemical」です。機能性成分は食品全般に使われる言葉ですがフィトケミカルは植物性の食品にのみ使われます。
つまり、鯖や鰯などの青魚に含まれているDHAやEPAは中性脂肪を下げる働きがあるといわれる機能性成分ですが、植物性の物ではないのでこれらはフィトケミカルとはいいません。

 健康関係に限らずファッションでも常に新しい言葉が出てきて、「聞いたこと無いけど、どんなものなのかな〜?」とドキドキしちゃいますね。最近ではガウチョパンツとか(笑)
 
 野菜や果物に豊富に含まれる機能性成分は健康やお肌のためには積極的に取り入れたほうが良いものです。ですが医薬品のように摂る量と効果が保証されているものではありません。摂ったからといってすぐに体調が変化するものではありませんし、摂れば摂るほど良いというものでもありません。一つのものを思いついたように大量に摂るより、色々な種類の新鮮な野菜や果物を継続して摂り続けることが何よりも大切です。
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 リトルジュースバーでは今年も野菜ソムリエセレクトの野菜、果物をなるべく複数の種類で摂取してもらえるような美味しい組み合わせのフレッシュジュースをご提案していきます。第一弾は新丸ビル店で販売開始の「カロテンオレンジ」です。にんじん、パプリカ、しょうが、オレンジ、レモンを100%ストレートでご用意しておりますので、お正月の食べ過ぎ、飲み過ぎをリセットしにいらしてくださいね。

                                   管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 12:00 | Comment(0) | 管理栄養士

2015年11月26日

紫にんじんの機能性成分について

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札幌本店の管理栄養士 飯田早紀です。
札幌では11月としては62年ぶりの大雪が降りました。全国的にも気温が下がっていますね。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?

さて本日はそんな寒い時期、積極的に食べて頂きたい“にんじん”のお話です。
にんじんというとどんなイメージをお持ちですか?
独特の野菜臭さがある・・甘くない・・・固い・・調理に時間がかかる・・・
マイナスのイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
そんなにんじんのイメージが今日、変わるかもしれません!

にんじんのオレンジ色はカロデノイドという色素ですが、カロテノイド(カロテンはカロテノイドの分類の一つ)の効果は以下の通りです。
・皮膚や粘膜を強化する。→これからの時期は特に風邪予防、乾燥肌対策に良いですね。
・動脈硬化を予防しガンや心臓病を予防する。

これだけでも素敵な効果ですが、ここからは“紫にんじん”のお話です。
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スーパーで見かけるにんじんとの違いは、機能性成分です。
まず、色はその名の通り“紫”!!これはアントシアニンという色素の色です。
紫にんじんはカロテノイドに加えアントシアニンが含まれているので、アントシアニンの効果も期待できます。

アントシアニンの働きは以下の通りです。

・眼精疲労回復
ロドプシンという網膜の紫色の色素の再合成を助ける働きがあります。
人の脳はロドプシンが光を受け取ると「見えた!」と感じます。光を受け取るとロドプシンはビタミンAに分解されますので、体中で自然にロドプシンを再合成します。長時間目を酷使して分解と合成のサイクルが遅れると目がしょぼついたりぼやけたりします、
アントシアニンがロドプシンの再合成を助けてくれる作用は即効性があり、摂取後4時間で疲労回復効果があるとされています。

・抗酸化作用
紫外線やストレスなどで活性酸素が体内に発生し、大量になると病気の素となりますが、これを除去する働きがあります。
その他コラーゲン安定作用、毛細血管保護・強化作用、抗炎症作用などが期待されています。
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そして味は、普通のにんじんに比べ12倍の糖度があると言われているだけあって甘くフルーティーですので、食べ方は生がおすすめです!

またアントシアニンは摂取後1〜3時間で体内に吸収され、蓄積時間は24時間なので毎日の摂取が望ましい機能性成分です。現代人にとって注目のアントシアニンを積極的に摂取する食生活を始めませんか?
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リトルジュースバーでは、紫にんじんのアントシアニンをたっぷり摂ることができるコールドプレスジュース「デトックスパープル」をご用意して皆様のお越しをお待ちしております。市場流通の少ない紫にんじんですのでお早めにお試しください!

札幌本店 管理栄養士 飯田早紀
posted by リトル at 18:13 | Comment(0) | 管理栄養士

2015年11月06日

冷たいものは体を冷やす?「食事誘発性体熱産生」について

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 リトルジュースバーのアドバイザー管理栄養士の大島美奈子です。
北海道は長くてさむ〜い冬が始まりますね。
冬といえば「冷え」にお悩みの方も多いのではないでしょうか?

 ヒトは体温を一定に保つ恒温動物です。外気温が上がれば汗をかいて、寒くなれば震えでなんとか体温を保とうとしますが、外気温と体温の差が激しく違うところに長時間いると体温が上がり過ぎたり、逆に下がり過ぎたりし身体の中で色々なバランスが崩れて病気になってしまいます。

 体温が保たれているのは基礎代謝があるせいです。基礎代謝はヒトが生きるための最低限のエネルギーのことで、心臓を動かして全身に血液や酸素を送ったり、呼吸をするために筋肉を動かしたりするのに必要なエネルギーのことで、これらの運動にエネルギーを使うので熱が発生します。
寒い冬は、身体が冷えてくると強制的に筋肉を動かして震えることで体温を上げようとするので夏よりも筋肉の活動量が多くなり基礎代謝量は上がります。

 とはいえ、震えて体温上げるだけではあまりにも原始的ですね。
身体が温まる食べ物というのはあるのでしょうか?
答えは
ヒトは食事をすると何を食べても身体が温まります。

「ほんとうなのっ??」

と思うかたも多いと思いますが、専門用語で「食事誘発性体熱産生」といいます。
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ヒトは食事をしたら、噛み下いで飲み込んだり、胃や小腸では消化吸収を、その後は食べ物から得た栄養素を全身に運ばなくてはいけないので、あなたは座って食事をするだけでも身体の中は大運動会です(笑)
 
 食事をすると暖かく感じるのは臓器が運動して熱を発生させているせいです。この効果は食後1時間でピークになり、だんだん下がってきますが5~10時間は持続します。これは冷たい物を食べてももちろん同じです、口の中かせいぜい胃あたりで熱くても冷たくても大体同じくらいの温度になってしまいますから。

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 一方で、東洋医学では食材にも漢方の生薬と同じように四気(五性)があり、寒性・涼性・平性・温性・熱性に分類することができます。
温性は身体の冷えを温める効果があるとされ、代表的な食材は「しょうが」です。果物では桃・サクランボ・栗、野菜ではかぼちゃや玉ねぎが温性に分類されます。意外なことにお酢は温性の食材です。お酢を使った温かい料理はびっくりするほど汗をかきますよ。
熱性は温性よりも強く身体を温める効果があるとされ、代表的な食材は山椒や唐辛子です。
シナモンや北海道ではおなじみの食材、ラム肉も熱性の食材に分類されます。

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 リトルジュースバーでは、北海道栗山町の菅原徳八さんのオーガニックしょうがを使用しています。九州など、暖かい地方でしか栽培されなかったしょうがを北海道ではじめて栽培したのも菅原さんです。菅原さんのしょうがは農薬を使用せずに生産されており、香りが高く、繊維が少ないのが特徴です。(弊店の野菜ソムリエ萬年暁子が圃場を見学しています。)

レモンジンジャー
アップルジンジャー
この冬新丸ビル店限定で発売予定のプレミアムストレート
などに菅原さんのしょうがを使用しています。

また、しょうがはどのフレッシュジュースとも相性がよく、カスタマイズしてお入れできますのでぜひ、その素晴らしさをお客様の身体で実感してください!ぽかぽかになることまちがいなしです!

管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 10:14 | Comment(0) | 管理栄養士

2015年09月05日

食物繊維のお話

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管理栄養士の大島美奈子です。
暑さもだいぶん和らいで過ごしやすい気候になってきました。
いよいよ収穫の秋、食欲の秋ですね。
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今回は女性が気になる食物繊維についてのお話です。
食物繊維というと何を想像しますか?さつまいも?きのこ?便秘解消?
そもそも食物繊維とは何か、から説明していきますね。

食品成分表では食物繊維を「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されています。つまり消化されないので体内に吸収されない、直接の栄養にはならないものです。
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構造としては炭素(C)と水(H2O)の組み合わせで、砂糖や果糖などの糖質と同じ構造をしています。ですから栄養学的に厳密にいうと、「糖質」は消化吸収されエネルギー源となる物質のみで、「炭水化物」はエネルギー源にはならない食物繊維を含む炭素と水の化合物全般を指します。

では、直接栄養にならないのになぜ身体に良いのでしょうか?
食物繊維は水に溶ける水溶性と水に溶けにくい不溶性の2種類あります。
水溶性食物繊維は粘着性があり、糖質の吸収を遅くしたりコレステロールに吸着し体外へ排出したりする働きがあり、完熟した果物や海藻類などに多く含まれます。ジャムなどがねっとりするのはこの水溶性食物繊維(ペクチン)の働きです。

不溶性食物繊維は保水性がよく、水を含んで膨らむので腸の蠕動運動を刺激し便秘を解消してくれ、穀類や野菜・豆類に多く含まれます。
また、食物繊維はビフィズス菌などの腸内細菌の餌になるので、たくさん食べると腸内細菌の善玉菌が増えます。逆にたんぱく質や脂質は悪玉菌の餌になるので摂り過ぎに注意しましょう。
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野菜をきざんだり、ミキサーにかけると食物繊維が壊れてしまうのでは?

と思っている方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。物理的な変化で食物繊維の化学構造が壊れることはありません。お皿いっぱいの生野菜を食べても、ジュースにして100ccになった野菜を飲んでも食物繊維の量も構造も変わりません。むしろそのままの生野菜は実際の重量に比べてカサが張るので見た目がとても多く見えて、案外食べるのが大変です。
成長期で噛む力をきちんとつけなければならない、食事制限中なので少ないエネルギー量でもたくさん食べているような工夫が必要、などの特殊な事情がない限りカサを減らして手軽にたくさんの栄養が摂れるフレッシュジュースはお勧めです。
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丸の内にある新丸ビル店で8月から始まったプレミアムストレートはもうお試しになりましたか?低回転ジューサーでゆっくりと押しつぶすコールドプレス製法のフレッシュジュースは、一杯あたりに使用する野菜、果物の量がブレンダーでお作りするジュースより圧倒的に多いので、ビタミン、ミネラル類を充分に摂取することができます。また、不溶性食物繊維のカサの張る部分を取り除くことで、水溶性食物繊維が多く摂れるようになっています。そのため実際の満腹感以上に、多くの野菜の種類を摂取することができます。

これに対してブレンダーで作るフレッシュジュースは不溶性食物繊維もまるごといただくことができるので見た目以上に腹持ちがよく、小腹が空いた時のおやつ代わりにもなります。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の性質を理解すると今のご自分の体に必要なものが見えてきますね。

9月12日(土)からは紫色の野菜を使った新しいメニューを新丸ビル店で発売予定です。
ただいまレシピ制作に入っておりますのでどうぞお楽しみに!

管理栄養士 大島美奈子
posted by リトル at 11:47 | Comment(0) | 管理栄養士

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